噛み癖
・ 手や足にじゃれついてきて噛む
・ なでたり抱こうとすると噛む
・ ブラッシングしようとすると、ブラシや手に噛み付く
・ 首輪をつけようとすると噛む
こんな時あなたはどのように対応していますか?
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「仰向けに押さえつける」「マズルをつかんで離さない」「叩く」などの対応をとっていることが多いかもしれません。確かにこれらの方法は「成犬が子犬に対して行う方法」として多くのしつけの本などに紹介されており、実際その対応を一貫してとれれば有効的であると思われます。プロの訓練士や力のある男性ならば徹底することも可能かもしれませんが、女性や年配の方などは、特に大型犬を飼っている場合などすぐに無理が出てきます。また、力任せに押さえつけたり、叩く方法は犬に恐怖感や嫌悪感を与えることになり、しつけのつもりが「飼主や人間の手を怖がる」犬を作ることになりかねません。そのことは当然犬の自己防衛本能を刺激して、将来の事態悪化(例えば恐怖のために噛み付く)� ��招くことにもなりかねません。適切な対応法として以下の方法をあげます。
1. 子犬がじゃれて噛んできた時、歯があたったり痛みを感じたりしたらすぐに「痛い」「ダメ」などの声を出して、子犬の注意をそらし同時にすぐ子犬の口元から身体を離す。
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2. 1.の方法のあと子犬から物理的に距離をあける。具体的には子犬をケージに入れて落ち着くまで無視する、すぐに背を向けて部屋を出るなどの方法を取ります。この際注意して頂きたいのは、子犬がケージの中で吠えたり暴れたりしている間は必ず無視を続けて下さい。吠えたりすればかまってもらえるということを覚えさせないようにするためです。遊びたい盛りの子犬にとって、かまってもらえないということが十分な罰になります。
3. 日頃から人間の手や足は決しておもちゃがわりとして子犬に噛ませない。(これは小さな子供のいる家庭では特に徹底が必要です。犬が苦手な人は、小さな頃に犬に噛まれたことがある人が多いそうです。これから長い間一緒にいるであろう犬と仲良くやっていけるようにしてあげましょう)
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4. 子犬の嫌がる場所や敏感な場所(例えばお腹、耳など)を触る時には決して乱暴に扱わず、気が散らない静かな場所で少しずつ行う。(抵抗が少ないと言う意味で、子犬が眠そうにしている時間帯から始めていく方法もあります。)子供は加減をせずに叩いたり耳を引っ張ったりしがちです。それによって子犬が恐怖や嫌悪感を覚えるのは容易に想像できます。そのため子供に触らせる場合は必ず親の監督下において行って下さい。子供と犬だけにするのは事故のもとです。
5. 爪切りやブラッシングなど驚きやすいこと、怖がることは一回で全て行わず、数分ずつ数回に分けて、徐々にその状況に馴らしていく事が重要です。(一回あたりの時間は子犬が抵抗せずに我慢できる程度の内容と時間から始める)
6. 最後に直接の対応ではありませんが、日頃から運動を十分に与え(年齢や犬種によっては室内を走らせることでも可)、子犬の有り余ったエネルギーを発散させるようにする。(子犬のうちはくれぐれも遊びすぎには注意してください。遊びすぎて体調を崩してしまったらしつけどころではありません。)また、噛むおもちゃなどを使って物を噛みたい欲求を満たしてあげましょう。その際の注意点としては、おもちゃを与えっぱなしにしないことです。与えっぱなしにすると子犬はすぐにそのおもちゃに飽きてしまいます。遊ぶ時間を決めてその時だけおもちゃを出してきて一緒に遊んであげてください。最後は必ずおもちゃを取り上げて終了します。何事も人間側が� ��ードしましょう。
これらの方法は、日々の一貫した対応で行わない限り成果の出にくいものです。周囲の環境や状況から毎日刻々と行動のパターンを学んでいく子犬にとって、飼主の対応が一貫していないということは、それだけ子犬を混乱させることになり、適切な行動も不適切な行動も不安定な状態が続く(しつけが実らない)という結果を招きます。犬種や個体によって非常に活発なタイプは根負けしそうになることもあるかもしれません。しかし、子犬によって理解度、理解の速さは異なっても適切な対応を取り続けていれば必ずできるようになる筈ですから頑張りましょう。わからないことがあればいつでもどんなことでも病院に連絡を下さい。
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