2012年5月5日土曜日


» 猫のアナフィラキシー

猫のの症状と原因 アナフィラキシー(アナフィラキシーショック)とは、アレルギー反応を過剰に起こしてしまう状態を指します。動物は自分の体にないものである「抗原(異物)」が体外から侵入してくると体の中で、それを打ち消すための抗体を作って対処します。しかしその後、もう一度同じ抗原が体内に入り込んだ際に、ショック状態・呼吸困難・よだれ・嘔吐・失禁・脱糞・低血圧・体の痛み、かゆみなどを引き起こし、最悪の場合は死に至ります。ハチに刺された際の毒のように、最初の一度目よりも二度目以降の方がより強い症状が出ます。そばアレルギーのように、食物が原因になることが最も多く、それにワクチンや薬物が続きます。 猫のの治療の方法 急性のアナフィラキシーショックは命に関わるため、直ちに処置に移らなければなりません。点滴や注射によりヒスタミンを抑えるための輸液や薬を与えます。その後は抗原を徹底して遠ざけるようにしましょう。抗体は一度目の侵入時に作られるため、症状が酷くなるのは二度目以降です。事前に調べられるものは調べ、ワクチンなどは混合摂取のものが多くありますが、大事をとって一種類ずつ行うのもいいでしょう。これにより、どのワクチンに抗原が含まれているかを判断することができます。

» 猫のアレルギー性皮膚炎

犬のの症状と原因 アレルギー性皮膚炎は、アレルギーの原因となるアレルゲンの寄生、接触、摂取、吸引に過剰反応する事によって引き起こされる皮膚病です。最も多いアレルギー性皮膚炎は食物アレルギーで、次いでダニやノミのアレルギーです。他にも吸引性アレルギー、接触性アレルギーなどがあります。 アレルギーが発症すると、体にかゆみを伴う湿疹が現れたり、脱毛が見られたりします。猫は患部をかいたり、噛んだりするため、更なる症状の悪化や他の病気を招きますので、早期発見、早期治療が何よりも必須となる病気です。 犬のの治療の方法 まず、検査により、原因となるアレルゲンを特定します。ステロイド剤の投与や、食事療法で治療を行なっていきますが、最も大切なのは、家庭内でのアレルゲンの除去です。家族全員で協力して行なってあげてください。

» 猫のアトピー性皮膚炎

猫のの症状と原因 アトピー性皮膚炎は、アレルギーを起こす原因となるアレルゲンの吸引による皮膚病です。花粉やハウスダストを始め、あらゆる対象が原因となります。また、遺伝的要因も関係していると考えられています。3歳以下の若い時期に発症するケースが多いようです。 全身のあらゆる場所に強いかゆみが生じます。 猫は患部を噛んだり、ひっかいたりするため、気付かずに放っておくと、 皮膚が炎症を起こしたり、脱毛したり、傷ができたりと、皮膚の状態はどんどん悪化していきます。最悪の場合、粟粒性皮膚炎や好酸球肉芽腫群が発症するケースもあります。早期発見と早期治療を心掛けましょう。 猫のの治療の方法 検査によりアレルゲンを特定し、アレルゲンを取り除きましょう。また、シャンプー、リンスで被毛の清潔を保ち、こまめな掃除により生活環境を改善させる事も大変重要です。その上で外用薬や内服薬の投与を行います。

» 猫の脂漏症

猫のの症状と原因 脂漏症とは、皮膚腺から脂が異常に分泌される事により、皮膚上にかさぶたや、悪臭やかゆみを伴う脂の塊ができる病気です。脂漏症には油性脂漏症と乾性脂漏症があり、油性脂漏症は体があぶらっぽくなり、皮膚の上に強く臭う脂の塊ができます。乾性脂漏症は、皮膚が乾燥し、皮膚上に白っぽいかさぶたができます。また、フケが多くなるのも乾性脂漏症の特徴です。一般的には、栄養失調を始め、様々な望ましくない生活環境が原因だと考えられていますが、正確な原因は未だ解明されていません。 猫のの治療の方法 細菌感染が原因の場合は抗生物質を投与しますが、特効薬が無いのが現状なので、ほかにはどのような抗生物質が効果あるかも調べる必要があります。

2012年5月2日水曜日


犬選びは家族選びも同然、
あなたも絶対に失敗はしたくないとお考えなのではないでしょうか?

たとえば、子犬を飼う前におけるあなたの一番の心配、悩み、不安の種・・・

それは購入した子犬が病気持ちや不健康などではなく、
何の心配もいらない元気で健康な子犬かどうかということですよね。

しかし、新聞記事にはいまだに次のような事例が飛び交っています。

【事例1】 朝日新聞記事より一部引用
 東京都の会社員A子さん(35)の銀行口座に先月、ペットショップから二十万六千円が振り込まれた。二月にメスの小型犬「ミニチュアダックス」を買った際、払った額だ。
 この犬は購入当日から、吐いてぐったりするなど様子がおかしかった。A子さんは店へ連れて行き、後日、容体を聞くと、店主は「心臓に穴が開いており、親元に返した。別の犬を渡す」と返答。A子さんは「あの犬でないと」と抗議したが、らちが明かず、やむなく元気そうな同種のオスを受け取った。
 ところがこの犬も感染症のため一週間後に死亡。A子さんが再三の交渉の末、「法的な措置を取る」と言うと、店はようやく返金に同意した。

【事例2】 読売新聞記事より一部引用
新宿区に住むHさん(七六)は、埼玉県の犬猫即売所で、生後約五十日のキャバリアを八万五千円で購入。だが、家にきて十六日目の三月九日、ジステンパーで死んだ
 買って間もなくくしゃみをし出し、食欲もなくなった。獣医は「購入先での感染だろう」というが、即売所は「売った後の責任はもてない」と今も取り合わないという。

【事例3】 スポーツニッポン記事より一部引用
東京都葛飾区の自営業女性(48)は今年5月、都内のペットショップで生後2カ月の雄の黒パグを約21万円で購入した。家に連れて帰ったところ、せきが止まらない。風邪をこじらせていたようで、すぐに店に問い合わせると「大丈夫」との返事。しかし、症状は一向に改善せず、獣医のもとで完治するまでに約1カ月も費やした。その間の治療費約3万円もすべて女性が負担した。買った時にすでに、病気だったわけだから、店側に治療費の負担を求めたが、すげなく断られたという。
 さらに購入時、左目の上にあった傷も「成長すれば小さくなる」と言われていたが逆に大きくなった。さらにその後の獣医の診断で、右耳の奥が膜でふさがっていることも分かった。
 女性は「もう情も移っているし、いまさら手放せない」としながらも「最初から分かっていれば購入しなかった。店の人は"そちらが購入してからふさがった"とまったく取り合おうともしない」と嘆く。
 店側が病気や障害があることを知っていたのにも関わらず、客に売り付けていた疑いも持たれる。


・・・信じられないかもしれませんが、これが現実なのです。。。

いまだに、自分の希望していない不健康な子犬を不当に高額に購入させられ、そして。。。
家族として迎え入れてから1ヶ月もたたずに死亡してしまうという事例が後を絶たないのです。

死亡までいかないまでも、動物病院に高額な医療費を払い続けている方は数多くいます。

像してみてください。

希望に胸膨らませ、やっとの思いで購入した子犬。
家に迎え入れて、毎日楽しそうに遊びまわり、あなたも幸せいっぱい。

しかし、これからの子犬との甘い生活を想い描いていた矢先、
子犬が突然下痢を繰り返し、ぐったりして動こうともしない。
何日か様子を見ても、一向に治る気配がない。しまいには赤い血の下痢。

あなたは大変だと思い、すぐに子犬を抱きかかえ動物病院に行く。
診断の結果は「犬パルボウィルス感染症」。あなたはもうどうすることもできない・・・
そして、子犬はあなたの腕の中で冷たくなるばかり。。。

では、なぜこのような事例が多発しているのでしょう?
なぜ、子犬を飼って不幸になる人が続出しているのでしょうか?

実際、私の知っている中にも、子犬が原因で離婚した夫婦や別れたカップルさえいます。

男性には、問題のある子犬は、まだ飼って間もないのだから交換してもらえばいいと考える人が多いのに対し、女性は一度手にした子犬にどんな障害があろうとも、放っておけないという感情を抱くことが多いようです。

そこにすれ違いが生じ、ケンカの種となり、最後には別れが待ち受けています。
すごく悲しいことですよね・・・